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■丸暗記よりも理解して覚える
 丸暗記には限界がある

ここでいう丸暗記とは、「理解を伴わないで、そっくりそのまま暗記すること」と
定義します。

このような丸暗記は、確かに中学生など、記憶力のいい時期は、有効な暗記方法かもしれません。

中学生の記憶力であれば、英語の教科書の試験範囲の英文を全部丸暗記なんて芸当もできるでしょう。

ですが、丸暗記に頼った勉強法は、いずれ限界がやってきます。

例えば、数学も高校になると、いろんな公式が出てきます。

丸暗記になれた人は、こういう公式も丸暗記してしまおうとしてしまうんですね。

確かに、丸暗記できるかもしれません。

しかし、丸暗記した内容というのは、記憶の定着が困難です。

いざというときに、よく似た公式がいくつか思い浮かんでも、理解を伴ってないので、正しい公式にしぼりこめないとか、そもそも公式を思い出すことができないという事態になってしまいます。

また、歴史の年号でも、何も考えずに、「いいくに(1192)つくろう鎌倉幕府」と覚えてしまうと、いざというときに、「いいくにつくろう室町幕府?いいくにつくろう江戸幕府?あれっ?どっちだっけ?」ということになりかねません。

丸暗記の危険性に気づいてもらえたでしょうか?

 理解をした上で覚える

上記のような、丸暗記の弊害を避けるためには、必ず理屈や因果関係を理解した上で暗記をするという方法が必要です。

私の場合は、高校数学の公式は、頻繁に使う最低限のものしか覚えませんでした。

頻繁に使う最低限の公式ですから、覚えたというより、自然に覚えてしまったということなんですが..

では、それ以外の公式はどうしたのかというと、

公式の理屈を理解して、いつでも、基本の公式から、多様な公式を導くことができるようにしたのです。

高校数学でいうと、特に三角関数などは、ひとつの事象・原理を、いろんな角度から光を当てることで、多種多様な公式が出てきます。

これらは、元となる原理・理屈がわかっていれば、個々の公式をいちいち覚えなくても、その場で、必要な公式を導くことができます。

余計な事を暗記していないので、暗記違いでミスをすることもありません。

数学以外にも、丸暗記に頼らず、理屈や因果関係を理解することで、勉強の負荷が軽くなることはたくさんあります。
 デキル勉強と暗記

丸暗記がいいのか?理解を伴う暗記がいいのか?暗記は不要なのか?

この適切な判断ができるようになるのも、大切な勉強の技術です。


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